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2007-08-15 [ Wed ]
 シリーズのファイナル公演らしいです。
 さらに言うと、ルグリ本人もオペラ座を引退だとか。モニク・ルディエールも現役引退だというし、ずいぶんなタイミングで大学生になれたなあ。

 以下、13日夜の演目の感想。

・第一部
「タランテラ」
 衣装がすてき。

「アベルはかつて…」
 これは泣けます。演出がまずいい。
 舞台の奥に一枚白い布がひいてあり、それを間にはさんで二人の男が向かい合っているのです。一人がもう一人に手をのばすと、手をのばされたほうはのけぞって避けようとしていたので、なにかの攻撃(あるいはそれに準ずるもの)だったのかな。
 立ち上がっての踊りはシンメトリーや位置を入れ替えての繰り返しが多く、双子が踊っているという感じでした(ところでカインとアベルは双子だったのか?)。
 ラスト直前、二人は例の布を引き裂くのですが、これがきれいに半分に裂けないのです。ちっさいのとおっきいのにわかれるの。たぶんこれが人間から見た神様の愛を表してるんだろうなあと考えて泣けました。
 最後、ちっさいほうの布を手にした男(カイン?)が、直接の描写はないですし、布を相手に巻きつけたといっても首とかではなかったのですが、どうやらおっきいほうの布を持っていた男(アベル?)を殺してしまったようです。……そういう話。ほんとよかったなー。
 私は基本的に古典の全幕とかのほうが好きなんですが、熊川哲也の「若者と死」と並んで、もう一度見たい小品です。
 音楽がまたいいの。

「ドニゼッティ」
 マチュー・ガニオを初めて見た。王子様だった。

「オネーギン」
 まず、ストーリーが私好みなわけですが。ルディエールとルグリの演技がとてもよくて。追いすがる男と振り払う女のようすが切なくて切なくてどうしようかと思いました。

・第二部
「ビフォア・ナイトフォール」
 ふしぎな作品だなあ、というのが第一印象。

「牧神の午後」
 これは私、音楽が好きでして。今回もわりと、観てると頭がぼーっとしてくる作品だったなあ(ほめてます。そういう雰囲気があるんだと思う)。

・第三部
「ジュエルズ ダイヤモンド」
「ドリーブ組曲」
 やっぱり衣装がすてきなわけです。

「さすらう若者の歌」
 なんだかものすごく、ベテラン二人で魅せる作品っていう感じがした。「アベル」でも思ったんだけど、私は一人より二人の舞台が好きかも知れない。二人の間に漂う緊張感が。
 カーテンコールもすごかったしね。あんなすごいカーテンコール、経験したことなかった。

……というわけで、シリーズファイナルというのが惜しいなあと思いつつ、このあたりで。
 今回は携帯を鳴らす非常識な人がいなくてよかった。本当によかった。
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